心に響く喪主の挨拶にするための4つの構成とポイント

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喪主の挨拶喪主として葬儀の挨拶を行う事になったら、

「どんな事を話せば良いのか分からない」
「心に響くような挨拶にしたいけど、何に気を付けて良いのか分からない」
「うまく話せるのか心配だ」

そんな風に不安に感じる事はありませんか?

喪主は葬儀の最高責任者として、参列者への応対をしなければなりません。
そのため、故人を亡くした悲しみの中、しっかりと役目を果たさなければと思うのも当然です。

今回は葬儀・告別式において、喪主が挨拶文を考える上で知っておく構成、自分なりの心に響く挨拶の仕方についてご紹介します。

 ■目次

  1. 喪主の挨拶はいつするのか
  2. 挨拶文を考える上で知っておく4つの構成
  3. 4つの構成を使った挨拶例
  4. 心に響く挨拶にするためのポイント
  5. 場面別挨拶の例文
  6. まとめ

1.喪主の挨拶はいつするのか

喪主が挨拶する場面としては下記のように様々あります。

  • 弔問客への挨拶
  • 僧侶への挨拶
  • 通夜ぶるまいの始まりと終わりの挨拶
  • 葬儀・告別式の終わり(出棺の時)
  • 精進落としの時

挨拶に関しては、会葬者へのお礼を述べる事さえ忘れなければ失礼になりません
上記においては葬儀社のスタッフや司会が変わりに行ってくれる場合もありますので、葬儀社と相談して自身の役割を把握しておくと良いでしょう。
挨拶の中でも喪主が務めるべき葬儀・告別式での挨拶に関して、次項より説明していきます。

2.挨拶文を考える上で知っておく4つの構成

突然やってくる葬儀は、事前に挨拶文を用意しておくことは難しいものです。
そこで、少ない時間でも考えられるよう以下の挨拶文の4つの構成について理解しておいて下さい。

 ■4つの構成

  • はじめの言葉

今から挨拶を述べるという事と、会葬者へ参列のお礼を述べます。

  • 故人が亡くなるまでの経過

故人が亡くなられるまでの様子を知らない方もいらっしゃるので、簡単に経過を話すと丁寧になります。

  • 故人の思い出と残された家族の決意

故人の生き方や人柄について、思い出を交えて話すと温かい挨拶になります。

  • 結びの言葉

故人に代わり、生前に親しくお付き合いを頂いた感謝を伝え締めくくります。

4つの構成をふまえて、長くなりすぎないように2~3分程度で話せるようまとめましょう。次項ではこの4つの構成をふまえた例文をご紹介します。

3.4つの構成を使った挨拶例

具体的なイメージを持ってもらうために、前項で紹介した4つの構成を用いて、葬儀・告別式での挨拶の例文を見て下さい。

 ■故人:父 喪主:息子

はじめの言葉

「遺族を代表し、一言挨拶を申し上げます。本日はご多忙のところ、遠路ご会葬頂き、厚く御礼申し上げます。」

 故人が亡くなるまでの経過

「父は昨年の夏に病に倒れ、それ以来入退院を繰り返していましたが、10月21日の午前5時、家族の見守るなか、静かに旅立ちました。」

 故人の人柄と残された家族の決意

「父は生前無口で、仕事一筋の人でした。そのため、一緒にどこかに連れて行ってもらったり、人生についてのアドバイスを受けたりした思い出もほとんどありません。しかし、僕が高校2年生の時、担任の先生と相性が悪く、不登校になった時のことを今でも良く覚えています。体裁を整えるためだけに担任の先生が自宅に訪ねてきた時、父はわざわざ仕事を休んで先生に凄い勢いで怒鳴りながら言いました。精一杯息子に向き合ったのかと。普段の父から想像できない姿に僕は驚きました。後に母からお父さんは不器用だけど家族は絶対に守る人なんだよと教えてくれました。父の愛を感じました。今では僕にも息子がいます。父の教えを無駄にしないように、家族をしっかり守って生きていきます。仕事お疲れ様でした。天国でゆっくり休んで下さい。」

 結びの言葉

「突然のことにも関わらず、本日は、このようにたくさんの方にお見送りいただけましたこと、あらためてお礼申し上げます。亡き父もきっと喜んでいることと思います。本日は、誠にありがとうございました。」

 ※上記はあくまでも例文ですので、4つの構成を用いてシンプルで短い挨拶にしても問題ありません。

4.心に響く挨拶にするためのポイント

前項までで挨拶文を考えた後は、心に響く挨拶にするためのポイントをご紹介します。

  • 焦らずゆっくりと話す

さらさらと早口で話すと、伝えるというよりは読んでいるという風に移ります。焦らず一語一語間をあけて(少しオーバー気味に)話す事で、伝わりやすくなります。

  • 例文を使わず自分の言葉で話す

どこにでもあるような例文を使っても会葬者の心には響きません。つたなくても自分なりの言葉で伝えることで、会葬者の心に響きます。

  • 不安なら紙に書いて見ながら話す

故人を亡くした悲しみや、喪主として役目を果たさなくてはというプレッシャーから、話そうと考えていた挨拶を忘れてしまわないかと不安になるかもしれません。その場合、挨拶文を紙に書いてそれを見ながら話しても良いのです。失礼にあたることはないので安心して下さい。

5.場面別挨拶の例文

ここではいくつか場面別の挨拶の例文をご紹介します。

■通夜式の挨拶

本日はお忙しい中、大変ありがとうございました。
(故人の名前)も皆様の御厚情の程を感謝している事と存じます。
明日の葬儀・告別式は○○時からで御座います。宜しくお願い致します。
尚、お時間の許されるお方様はごゆっくりして頂けますようお願いいたします。
本日は誠にありがとう御座いました。

■通夜振る舞いの挨拶

本日はお忙しい中、わざわざお越しいただきまして誠にありがとう御座いました。
またご丁寧に、お供えまで頂戴致しまして恐縮でございます。
故人は生前、ここにお集まりの皆様には大変お世話になっており、ご出席頂きました事をさぞ喜んでいる事と存じます。
ささやかながらお食事の用意をさせて頂きましたので、故人の話などをお聞かせ頂きたく存じます。

6.まとめ

いかがだったでしょうか?初めて喪主として葬儀を仕切るのは不安や緊張でいっぱいだと思います。参列された方々に対して、故人に代わって感謝を込めてお礼をお伝えするという事さえ出来ていれば、遺族代表としての役割を果たすことができます。自分の役割を果たそうとし過ぎて、ご自身が故人を偲ぶ時間が持てなくなってしまわないように、家族や親族と協力しながら進めて行ってほしいと思います。

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最終更新:2014年2月4日  著者:so-nanda

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